第30話

クリスマス
610
2018/03/26 18:30
作者
作者
今回は大牙目線です
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…
あなた

あ、大牙先輩!

大牙
大牙
お!あなた!!!!
あなたは俺を見つけて小走りで俺の元に駆けつけた
あなた

大牙先輩!メリークリスマス!

大牙
大牙
メリークリスマス、あなた
あなた

あのね…

大牙
大牙
うん?どうした?
あなたは少し恥ずかしそうに

はいこれ…と言って可愛くラッピングされた袋を差し出してきた
大牙
大牙
え?
あなた

大牙先輩に…クリスマスプレゼント

大牙
大牙
マジで!?ありがとう!
あなた

ニコ♪*゚

大牙
大牙
中見てもいい?!
あなた

うん!

俺は袋を開けて中を見た

中には手編みらしいマフラーと手袋が入っていた
あなた

あ、あのね…
マフラーは私が編んだんだ…どう、かな?

大牙
大牙
ちょー嬉しい!ありがとう!あなた
あなた

んふふ〜♪( ´﹀` )♡

大牙
大牙
んじゃあ、俺からも
俺は小さな箱をあなたに渡した
あなた

開けてもいい?

大牙
大牙
おう
あなた

うわぁ.。゚+.(・∀・)゚+.゚

俺がプレゼントしたのはネックレス

そんなに高いのは買えないけどあなたに似合うと思って買った
大牙
大牙
ちょと貸して?
あなた

え?うん

俺はあなたからネックレスを受け取り

後ろを向いてと言った

後ろから俺はあなたにネックレスを着けた
あなた

ありがとう大牙先輩!

大牙
大牙
あなたもありがとな
あなたは可愛い笑顔でネックレスを見てから俺にお礼を言った



そして、俺らは俺の家に行った
あなた

大牙先輩のお家かぁ~楽しみだなぁ~

大牙
大牙
そんな面白くないけどな(苦笑
でも、家で本当にいいのか?
あなた

うん、どっかに出掛けるのもいいけど
人混みが多そうだしね

大牙
大牙
ん、なら
夜にイルミネーションだけ見に行こう
あなた

うん!

そんなこんなで俺の家に着いた
あなた

うぅー
緊張するー

大牙
大牙
大丈夫大丈夫!
俺はあなたの手を引いて家のドアを開けた

そして、俺はいや…俺とあなたは目を見開いた
大牙母
おかえりー!
大牙父
待ってたよ~
あなたさん!
大牙祖父
おぉ~べっぴんさんじゃなぁ
大牙
大牙
おい、お前ら何やってんだよ
大牙母
何って、アンタの可愛い彼女さんを歓迎してるのよ!見てわからない?
大牙
大牙
おふくろ( ^言^)
あなた

あ…

あなたを見ると目が点になっていた

が、すぐに気を取り直し俺のバカ家族に挨拶をした
あなた

こんにちは!大牙先輩とお付き合いさせてもらってます!新藤あなたです!よ、よろしくお願いします!

大牙母
もう!堅苦しいから
入って入って~
あなた

あ、はい

俺のおふくろに流されあなたはリビングに連れていかれた
そして、丁度昼だったので
おふくろに手料理を食べることになった
あなたはおふくろの料理を褒めてくれたり

親父のバカな言動に笑ってくれたり

じいちゃんの相手をしてくれたりとすぐにうちの家族と打ち解けていた

俺はあなたの様子を見ていてけなげで可愛いなぁ~とつくづく思った
大牙母
あなたちゃんって可愛くて頭もいいのねぇ~
あなた

いえいえ…その代わりに運動が出来なさすぎますけどね…w

大牙父
まさかの、自虐ネタ…w
なんだコイツら…

俺があなたとクリスマスを過ごそうと思ったのに

何故、コイツらがあなたとニコニコ笑っているんだ
大牙母
あら…?クス
大牙母
さーてと!
じゃあ、私達3人で出掛けてくるわね
あなた

え?

大牙
大牙
は?
大牙祖父
そうじゃな
夜まで帰らんから
大牙父
あなたさんゆっくりしていきなね
じゃあ、と言って3人は出掛けて行った

そして2人きりになり俺の部屋に行った

部屋に入って、俺とあなたはベットの上に座った
大牙
大牙
ごめんなあ
うちの家族がはしゃいで
あなた

ううん、楽しかったし別にいいよ^^*

あなたはニコっと笑ってから俺の机に目をやった
あなた

大牙先輩…大丈夫?

大牙
大牙
え?なんで?
あなた

ホントは無理してない?
こんなに問題集あるけど…

大牙
大牙
大丈夫だよ
だってもうほとんど2、3回めだし
あなた

そっかぁ
頭良くて運動出来て…顔も良くて…

な、なんだ

あなたが急に褒めだした…と思ったら

急にポロポロと目から涙が出てきていた
あなた

あ、れ?
なんで、、だろう

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