ガチャ、というドアが開く音がして、急いで玄関に向かう。
最近大貴疲れてたからな、私が話聞いてあげて癒したいな。笑
やっぱり元気ないや、大丈夫かな
冷蔵庫に冷えてるコーラを、オレンジ色のグラスに注ぐ。
私は炭酸が苦手だからあったかいココアを。
そのまま数分無言だった。
けど大貴が嫌なら私も聞かないから、大貴から話してくれるまで待つ。
腕を広げて私を見る。
これは大貴の最大の甘え方。
私からハグされるだけで、疲れも吹っ飛んじゃうんだって。
そんなこと言われちゃったら..ねぇ?
お互いを見合わせて笑いあったあと大貴が
ふと真剣な顔付きになり、また、私を抱きしめる。
最後の方は涙ぐんでしまった大貴。
少しでも安心してもらいたくて、抱きしめる腕の力を強くした。
どのくらいこの状態でいたかな?
気づいたら大貴は私の腕の中で寝ちゃっていて。
もうほんとに可愛い。
だけど起きたらお腹空いちゃうだろうなぁ、って思って台所へ向かう。
これだけ疲れてるからオムライスかな?
なんて考えながら立とうとするけど、大貴が腰に手を回していて動けない..
少し考えてから、大貴を無理やり起こして寝室へと向かう。
今日くらい、ご飯食べずに2人で寝たっていいよね?
こんな甘々な大貴..たまにでいいかな笑
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!