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2021/09/09

第2話

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ゆっくりと、寝間着が下ろされる。心地いい風が、その誰にも見せたことのない真っ白な臀部をなぞっていった。

「あ、兄貴はいいのかよ?こんな事に付き合わせて……」
「力を貸すといった手前、もう後には引けんからな。それに君のためなら、こんな事は苦でない。」
「そ、そっか…その、初めてだから、優しくしてくれ……」
「ああ」

冷たい香油がつー、とその割れ目に垂らされ、カイルの指がゆっくりと後孔をなぞる。だんだん恥ずかしくなってきて、無意識にそこの筋肉が収縮してしまう。

(恥ずかしい…汚ったない穴なのに……)

指が肌から離れると、次は尻たぶを左右に押し広げられ、温かくうごめいている何か、カイルの舌がそこを舐めた。
「ひ、ぅんっ!?」
くちゅ、じゅるっという音と共に、きつく締まったアナルをこじ開けられる。ねっとりと入り口を這い回り時折吸われる動きに、心拍数が上がる。

「挿れるぞ」
指が、捻るようにして入ってくる。思っていたのに反して、ソコは何の躊躇いもなく指を受け入れた。それと同時に香油で濡れた手で前の魔羅を優しく握ると、指の一つ一つが先端に引っ掛かりを持つように、やわやわと扱いた。
いつも自分が触るだけの場所を他人から触られて、不本意にも腰が跳ねた。煩悩が盛る身体は、少しの刺激だけであっという間に熱をもってしまう。羞恥心がある割には正直な自分の体に、コーマは赤面した。


カイルの指が、まるで何かを探すように腸壁を撫でる。その度にただ一点、脳がどこかヒリつく感覚がして、そんなはずないよな、と心の中で何度も反芻した。しかしそう易々と思考が働くわけでもなく、絶え間なく送られる刺激に意識は幻惑されていた。

前だって余裕ではない。角張った指の一つ一つが先端を捉え、摩擦を楽しむかのようにそれを擦る。鈴口からあふれ出る蜜と香油が混ざり、粘度を増してクチュクチュといやらしい音を出しているのが俺でも分かった。
刺激が強すぎて腰が抜けかけているのを、穴が押さえてそうさせない。
限界が刻々と近づき、必死に口を押さえないと声が漏れ出てしまいそうだった。

「ここ、だな…」
「ん?」
「コーマ、少しだけ我慢をしてくれないか、早く終わらせる為にも……」
「ん……あっ」

やおら頷くと、腸を擦っていた指がぐっと、ある一点に圧をかけ始めた。
そう、あのヒリつく場所。手に付いた土を指でこすり落とすときのように、徐々にそこを圧迫しながらまた戻る。その繰り返しが何とも言えない感覚で、刺激を絶え間なく享受する頭はボーッとなっていった。心臓の音がさらに早くなった気がした。



早く終わってほしい。そう思ったのもつかの間、あっという間に指は2本、3本と増やされ、いっそう激しさを増す。ぐっ、ぐっと一点を押されつづけるにつれ、いつしか刺激を快楽に変換するようになった。一定のリズムで気持ちいいところを押されるたび、脳が熱を放つ。体がデロデロに溶け始め、緩んだ唇の隙間からわずかながら嬌声が溢れ始める。

(どうして…初めてなのに、気持ちいい……)

「っ、ん………んっ」
突然俺の中を蠢いていた指が抜かれ、迂闊にもだらしない声を上げてしまった。すっかり空になったソコは物欲しそうに穴をヒクヒクさせる。
壁を隔てた向こう側で、金属音と布のこすれる音がする。そして、怒濤の如く張った、太くて長い何か─────彼の肉棒が、割れ目に強く押し当てたまま動かされた。
 
(っ、こんな…入ったら痛いやつじゃ……?)

「ゆっくり、挿れるからな」
「う、うん…」
急ぐことなく、魔羅が自分の中に入ってくる。指とは比べものにならないほどの圧迫感に息が漏れる。穴が保つことを信じ、涙をこらえつつその時を待った。

(ぃ、痛い……)
「コーマ、もう少しリラックスしてくれ」
カイルはまるで思考が読めるかのように、コーマに指示した。それと同時に尻から内腿にかけて、フェザータッチでなぞる。緊張し固まっていた筋肉は、それだけで力が抜けた。

(入ってきてる……こんな、広がるもんなんだ…)




「……全部、入ったぞ」
「あっ…兄貴と、ひとつに……っ」
「そうだ。初めてがこうなってしまうとは……すまない」
「……っ」
いい。こんな事しないのが普通だけど、するなら兄貴がよかった。小汚いおっさんにレイプされるより。
そう口にしたかったけど、彼に掘られることを望んでいる────そう思われてしまうような、何か恥ずかしいものが心の中にあって口を閉ざした。
と同時に、今まで体をきつく締め付けていた穴もゆるみ始めた気がした。

「コーマの中、すごく温かいな……」
さらに温度を確かめるように、ゆるゆると腰が動かされる。それくらいの刺激なのに俺の神経は敏感に反応し、不意に体に熱が入る。
「っ、んっ…ぁ……!」
「声、我慢できるか、?」
「…ぁ、そんなっ、できな、っ……!」
何度も打ち付けられる腰に艶っぽい声が抑えられなくなるのと同時に、段々と開き始める穴。

そして──────。

「引っ張るぞ?っ……!」
「ひゃぁっ!?」
穴が頭一つ入るくらい大きくなったのを目一杯の力で引き抜かれる。さすがにそのままでは体勢が維持できなかったのか、カイルはいったんそれを抜くと抱き抱えるように引っこ抜いた。密かに終わってほしくないと思っていたコーマは、その安堵の気持ちと、いきなり魔羅が抜かれてしまった事への驚きの気持ちで腰を抜かし、情けない声とわずかにぴちゃ、と水が床に垂れる音が響いた。
今まで体を締め付けていた穴は、抜けるや否や嘘のように収縮して消えてしまった。

「ぅ…あ、っ……」
「大丈夫か?」
「……」


自力で立てず抱えられたコーマと、それを抱えるカイルの火照りは、勿論消えるはずもなく。