第15話

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2020/07/23 06:04





「もう、、やだ。」
死にたい
そう思った日だった。
治りかけの足なんて、
傷だらけの腕だって、
身体中にある火傷だって。
全てを殺したくなった。
「いっ、」
もう、
足にガラスが刺さったみたいだった。
でも、胸の方が苦しかった。
さすがに歩けなくなった私は、近くの公園のブランコに座った。
その瞬間に、街灯が消えた。
街灯まで、私のことが嫌いなんだ、、
「死にたい、、」
そう言った瞬間。
だれかが私の隣に座ったみたいだった。





[そんな事、言わないでよ]




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