第32話

第二十三話 好きな人③
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2020/05/19 14:48
そう言って私達の間に割り込んできたのは、るぅとくんだった。
男子生徒
男子生徒
あ、君は生徒会長の…
るぅと
るぅと
そうですが、あなたさんに何か用ですか。
るぅとくんは鋭い目で田中くんを睨んだ。
男子生徒
男子生徒
いっ、いや、なんでもないよ〜…w
圧力に負けて、田中くんはどこかに行ってしまった。
るぅと
るぅと
も〜、あなたさんっ!
あの人、昨日告白してきた人ですよね?!
襲われたらどうするんですか!無防備すぎです!
(なまえ)
あなた
え〜襲われる〜?大丈夫だよ〜
私ののほほんとした態度をまずいと思ったのか、るぅとくんは少し声を大きくして言った。
るぅと
るぅと
そんなことないですっ!あなたさんすごくかわいいんですから!
(なまえ)
あなた
え?あ、ありがとう…?///
るぅと
るぅと
(はぁ、ほんとにかわいい…なんでこれで襲われないと思ってるんでしょうか…)
{ギュッ}
(なまえ)
あなた
るぅとくんっ?!ど、どうした?!////
るぅとくんは急に私に抱きついて、またすぐに離れた。
るぅと
るぅと
…なんでもないです
(なまえ)
あなた
え、え?もう急に抱きついてこないで!
心臓が飛び出すよ…////
るぅと
るぅと
え?
るぅと
るぅと
それって、僕のこと異性として見てるってことですか?
(なまえ)
あなた
まぁ、うん…?よくわかんないけど多分…?
これ、自分で言ってて恥ずかしいな…
るぅと
るぅと
じゃあ、今告白したら、異性としての好きってとらえてくれますか?
(なまえ)
あなた
ん?な、何言って?
るぅと
るぅと
…いえ、やっぱりなんでもないです!
るぅと
るぅと
じゃああなたさん、襲われないよう気をつけてくださいね!
(なまえ)
あなた
ば、ばいばい…
言い終わる前に、るぅとくんは食堂を出ていった。
(なまえ)
あなた
なんだったんだ…?








私は
るぅとくんのこと異性としてみてるん…だよね?
(なまえ)
あなた
改めて考えると恥ずかしい…///
さっきるぅとくんに抱きつかれたとき、すごいドキドキしたな…
私にとってるぅとくんは
なんなんだろ…?
(なまえ)
あなた
…顔が熱い…
熱、かな?

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