第34話

第二十四話 告白①
772
2020/05/20 10:37
(なまえ)
あなた
は?
私は今、一人自分の部屋でキレている。
(なまえ)
あなた
何これ?意味分かんないんだけど?
そう、私は今…
課題を、しているのだ…
さとみ
さとみ
声、隣まで聞こえてるけど
(なまえ)
あなた
あっ、さとみくん!
後ろを振り向くと、さとみくんがドアの前に立っていた。
さとみ
さとみ
なに?課題してんの?www
(なまえ)
あなた
そうなんだけど…全然わかんないんだよなぁ…
さとみ
さとみ
どれどれ、見せてみなさい
(なまえ)
あなた
これなんだけど…
私が課題を見せようとすると、さとみくんが顔を近づけた。
(なまえ)
あなた
…イケメンだなぁ…
さとみ
さとみ
え?
(なまえ)
あなた
あ、声に出てた?
さとみ
さとみ
う、うん…///
そう言ってさとみくんは顔をそらした。


あれ、これ引かれてる?
(なまえ)
あなた
引いてる?
さとみ
さとみ
え、いや、ちがくて…
さとみ
さとみ
その…嬉しい、です///
(なまえ)
あなた
あ、引いてないの?良かったぁ(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)
さとみ
さとみ
…かわいい
(なまえ)
あなた
え?///
さとみ
さとみ
あのさ、あなたこれガチの話だから真面目に聞いてね?///
さとみくんは、今度はまっすぐな目で私と目を合わせた。


少し青がかかったさとみくんの瞳は、どことなく神秘なオーラをまとっていた。
さとみ
さとみ
俺、あなたのこと、愛してます
(なまえ)
あなた
あっあい、愛?!
さとみ
さとみ
好きって言ったら、別の意味で捉えるんでしょ
(なまえ)
あなた
あぅ、あい、愛?!?!
さとみ
さとみ
…じゃあ、あなたのこと、好き
(なまえ)
あなた
さ、さとみくんが…
(なまえ)
あなた
私のこと…///
(なまえ)
あなた
す、き?///(上目遣い)
さとみ
さとみ
…っ///
{ぐいっ}
(なまえ)
あなた
へあ?!
さとみくんは私を腕を引っぱって自分の胸に寄せたため、私が抱きついてる形になった。

すぐに離れようとしたが、さとみくんも私の背中に手を回していたため起き上がれなかった。(わかる?わかる?)
(なまえ)
あなた
ささささとみくん?!なにを…///
あれ、なんか…さとみくんいい匂いするな…
{ギュ}
私はさとみくんの匂いに釣られ、抱き返してしまった。(文章書くの下手かよ)
(なまえ)
あなた
あ、ご、ごめん!///
すぐに謝って離したが、さとみくんは
さとみ
さとみ
今の、もっかいやって
と言った。
(なまえ)
あなた
な、何言って…///
さとみ
さとみ
あなたのことが好きだから…抱き返してもらって、嬉しかったんだって…
さとみくんは少し頬を赤らめた。
(なまえ)
あなた
(かっ、わいいいいい!!!)
{ギュー!}
私はさとみくんが可愛すぎるあまり、さっきより強く抱き返した。

その時のさとみくんは、なぜかずっと下を向かなかった。
さとみ
さとみ
(多分、胸があたってること気づいてないんだろーな…///)
それから、私達はしばらくそのままの状態でいた。
そして、私はすっかり課題のことを忘れていた。
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ゆうり
ゆうり
めちゃめちゃ迷った
ゆうり
ゆうり
さとみくん告白させるか?させちゃうか?
ゆうり
ゆうり
ってなった末
ゆうり
ゆうり
いや、もうこのまま全員告白させよう!
ゆうり
ゆうり
ってなりました(なぜ)
ゆうり
ゆうり
ということで、もうちょっとで本編終わるかも!
ゆうり
ゆうり
では〜おつぷり〜!

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