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入学式
スタスタ
ん?聞き覚えのあるような声…
って先生かよ!!
マギサー=先生=宮廷魔術師長よりちょい下くらいの魔力量に設定したからなぁ…
”宮廷魔術師長に匹敵する魔力”とか、”宮廷魔術師長の教え子”とか言われそうだなぁ
はぁ…
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やっべ、俺の番か
トコトコ ペコリ
(*’ω’ノノ゙☆パチパチ(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
(*’ω’ノノ゙☆パチパチ(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
おおーあちこちから拍手が…
本当に何もしなくて良かったな。
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担任先生かよっ!!
さて入学式も終わったので、クラスに戻る。
クラスのメンバーは覚えてないけど、確か、男女5人ずつだったな
まぁ自己紹介でもするだろう
↑
おもいっきり嘘つきました
さすがに時空使えますとか言ったら祀られる…
待って待って?
6属性”以上”って…時空が使える奴がいるってこと、暗にいってるじゃん!!
しかも、あり得るのは宮廷魔術師長に匹敵する魔力持ちの俺しかいない…
ああ、あの先生こっち向いてウィンクしてる…これは、バレたな…
ってか先生にバレてたのか
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。