先に言っとく短いからね
あれから1ヶ月が経った
ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ...
はぁ……
(体調なかなか良くならないな……)
(……怖い)
私は……死んでしまうのかな?
あなた〜
さとみ君!
今日は俺がお見舞いに来たぞ
ありがとう
どうだ?体調は?
まぁまぁかな
けど…少し悪化してるかも
……そうか
なら元気が出るおまじないしてやるよ
おまじない?
ああ
……あなたちょっとこっちに顔近づけてみ?
ん
その瞬間私の唇に柔らかい感触が走った
チュ
!
…はい完了
えっ
…あなた俺初めて会った時言ったよな?
お前は俺の尊敬する人で好きになっちまった人だって
あっ…うん
返事……聞かせてくれないかな?
……ごめんね
……そっか
理由……聞かないの?
……理由ね
だってもう分かってるから
けど…分かっててももう一度この気持ちを伝えたかった
さとみ君……
ありがとうなあなた
……うん
さてっと俺はそろそろ仕事だから今日はこの辺でな
おまじないしたから安心しろよ?
お前は1人じゃないから
えっ……
じゃあな!
さとみ君……まさかさっきの言葉聞いてたのかな?
,
はぁ……
やっぱり分かってても辛いな
おつかれさんさとみ
ジェル……
気持ち伝えられたか?
嗚呼
辛くなかったんか?
辛いよ
けど改めて今の気持ちを伝えられて少しスッキリしたよ
……そっか
後はるぅとだけだな
そうやな
、
はいどうも主です
最後にさとみ君が後はるぅとだけだなと言っていましたが
その理由なんですが
本当は皆の告白シーン書きたかったんですけど
なんにせ私告白シーンとか恋愛系を書くのはあまり得意ではないんですよ
なのて後の莉犬、ころちゃんはあなたちゃんの事は仲間として家族としてしか見ていません
全員の告白シーン観たかった人はほんっっっっとに申し訳ございません
以上主からのお知らせ?でした
久しぶりに私小説に登場したかも
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主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。