マサイside
あれから、何事も無かったかのように1年が過ぎた。俺は2年生になったし、シルク先生はもう担任ではなくなってしまった。
当たり前だ。俺があんなこと言ってしまったから、、、先生は俺の事嫌いになってしまったんだ。
あー
いいな。俺も2人みたいになりたかったな
でも、一つだけ変わらない事がある。
それはまだシルク先生の事が好きってことだ。
シルクside
もうあれから、1年か、、、、、
俺は2年生に持ち上がったけど、マサイの担任になることは遠慮させてもらった。なんでかって?もっと好きになってしまうからだ。
この気持ちはマサイが卒業するまで、隠さなければいけないんだ。ホントなら今すぐマサイのところに行って抱きしめたい。大好きだよって伝えたい。
誰にも取られたくない。あんまり、他の奴らと喋って欲しくない。
言い出したらキリがねえ
そんくらい好きなんだよ。
マサイのことが
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。