第52話

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2022/11/18 09:23
優斗side
何時間だったんだろう…。

俺は考えるのをしばらく放棄して、ソファの上で仰向けになって頭を落ち着かせていた。

そんな時に俺の頭にふとがりさんとの会話な横切った。










蒼弥「優斗。家泊めて。親帰って来ない」
優斗「え、どっちも?」
蒼弥「うん。2、3日旅行だって」
優斗「そっか。いいよ、おいで」
蒼弥「ありがとう」










優斗「がりさん今日も帰らないの?」
蒼弥「帰ってもいなかったから。それに帰ってきたら連絡してって言ったから」
優斗「……そっか」










1週間以上の帰らない、親からの連絡なし。

がりさんの異変……
優斗「……いやいや、笑」
頭の中で整理すると何故か嫌な予感がして、自分で自分を否定する。

それでもやっぱり気になって俺はがりさん家に走っていった。

家に着くと鍵は開いていて簡単に中に入れた。

真っ暗な家の中を奥へと進んでいくと人の姿が見えた。

その姿を見た俺は絶句した。

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