第4話

#4 表と裏
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2021/10/25 14:03
ッッッ!!
カーテンの隙間から真っ白な光が差し込んできて目が覚めた


寝てしまっていたのか……







 




あれ、でも昨日の事は夢だったのか、、?
随分と嫌な夢だったなぁ…
小さな声でそう呟くと
体をゆっくりと起こした















と同時に僕の視界に
どこかで見たことがある顔が、、
っっお前!!!
……!起、きたの…??
またコイツじゃん
もう、何なの


あ、、まさか
お前もしかして
無理矢理僕を寝かせたの?
……うん
、だって、、疲れてそうだったから、、、これ使って……
そういいながらポケットから注射器を取り出した
この睡眠薬…を打ったの、、、
え、、、僕の事を思ってわざわざ無理矢理寝かせてくれたの……?
 













いや、おかしいだろ
何で常に注射器持ってるんだよ

もしかして、、初めからこうする気だったんじゃないの?
いや、それは絶対ないだろ
お前…わざと寝かせて何かしようとしただろ
そ、そんな…訳ないよ!!
……嘘つけ
そう言いながらも
コイツの純粋で美しいキラキラとした目が
もしかしたら本当に嘘ではないのかと感じさせる





 
   
 

  











けど、、コイツは敵



政府側の人間という事は間違いない














…はず















暫くの沈黙が空気を重くさせる
それを破りたくて
お前の目的は…?
と聞いた


敵…なのは分かってるし、
正直目的なんてどうでもいい。





でも僕の正体を知った以上
また奴らに捕まるかもしれない
















だからその時は目的を聞いたあとコイツを殺す
そして自分もあとを追って死のう















そう思っていた



 
   









けれど頭のどこかで
もしかしたら敵じゃないかもしれない
敵でも殺したくない
自分も死にたくない…………














そう思う自分もいた







まず僕の名前はお前じゃない…
、、、ロンジュンっていうの
🦊
僕はね、、
政府のトップ、つまり大統領の息子なんだ…

だけど…この弱者殺しの政策には反対してるし、父そのものが憎いの

僕はアイツの実の息子じゃないんだ
弱者身分の養子なの

それをアイツは知らないけど、僕は自分が本来なら弱者だったという事は知ってる

だからこそアイツが嫌い、憎いの
🦊
それで…君のような人を助けたくて……
グスッグスッと泣きながら
無理矢理作った笑顔で僕に話しかけられる















……やめてよ










  




そんなことされたら一瞬で堕ちちゃうじゃん、、、





















  
  





🦊side
ヘヘッ
やっぱ皆チョロいなぁ〜!!



僕の演技って天才かも……?















ん〜、まぁ父親が憎いのはホントの事だけどねㅋ














次回は僕だよん

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