プリ小説

第3話

第2話〜上京します〜
上京する一週間前

「全部決まったわね」

母がそう言うと

私はふぅっとため息をついた。

「いよいよ来週かー…」

「東京ついたらちゃんと連絡するのよ」

「分かってるってー笑」

「ねえ、お母さん」

私は聞きたかったことを口にした

「お母さんは私は上京するの寂しい?」

母は少し困った顔をして

「寂しくないに決まってるでしょ」

でも、少し寂しそうな顔をしてた

「そっか…なら良かった」

「お父さんはすっごく寂しそうにしてたわよ」

「ふふっお父さんは本当に寂しがり屋だなー」

そんな事を言った日もー1週間前ー

私は大きなスーツケースを持って
家族全員で新大阪駅に向かった。

「いよいよだね。」

私がそう呟くと

「頑張らんかったら怒るぞー」
お父さんがそ言った

「分かってるって笑」

弟が少し嬉しそうに
「ねーちゃんが居なくなるーよっしゃぁー」

私はあきれた顔をして
「相変わらずひっどい弟だ・・・」

新幹線の切符を買って改札に向かった。

「お母さん、お父さん、優斗、行ってきます。」
母が言った。

「頑張りなさいよ。」

今度はお父さんが泣きながら
「お前も立派になったな…」
私は言った
「何泣いてるの、ちゃんと来年には帰ってくるし連絡もするから笑」

最後に弟が
「ねえちゃん頑張ってね」

私は元気に
「うん!」っと言った。

「それじゃあ、行ってきます。」

3人は手を振りながら
「いってらっしゃい」と言った。

私も手を振った。

ホームに着いて新幹線を待っていた。
ピロンッという音が携帯から鳴った
携帯の画面を見ると幼なじみの夏希からLINEが来ていた。
「今から新幹線?」
私は「うん」と送った。

夏希は先に上京していた。
夏希とは住む所が違い少し距離も離れていたがデザイナーになる夢は昔から同じで職場も一緒だった。

そうしているうちに新幹線がやって来た。
自分の座席に座ると少し不安な気持ちになった。
今更だが本当に大丈夫なのか…?
ちゃんとやっていけるのか…?
また疑問に思ってしまったが母の言葉を思い出すと気持ちが楽になった。

駅弁を食べたり、音楽を聴いて過ごしているうちにあっという間に東京駅に着いた。

改札を出ると夏希が迎えに来てくれていた。

「なつきー!!!」
私は大きな声で呼んだ

「あなたー!!!」


こうして私は東京にやってきたのだった。

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