数分後…
教室のドアが開き、みんなの視線は
ドアの方向に向いてた。
私も気になってドアの方向に目線を向けた。
クラスメイト
あれ…ハムウォンジンじゃない?(コソッ)
クラスメイト
嘘でしょ…(コソッ)
My
あれ?あいつ…
My
(あ!バスで会った人だ!)
My
ねぇ、あの人達って有名なの?
宮脇咲良
知らないの?
宮脇咲良
あの二人を知らないなんて…
宮脇咲良
右に座ってるのが百済中学のハムウォンジン。あだ名は「神ウォンジン」
宮脇咲良
で、その隣に座ってるのがソンヒョンジュン。いつも隣に居るの。
My
ふ〜ん、そうなんだ…
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ガラガラとまた教室のドアが開き
先生が教室の中に入る
黒板にカキカキと名前を書いてく。
先生
1年間このクラスを担当する我が校のビジュアル担当
先生
ウンビ先生よ。
先生
みんなはもう中学生じゃなくて高校生よ
先生
人生で最も重要な時期でもある。
先生
勉強ができないのは許せても
いじめ・裏切り・パシリ は
絶対に許さない!
先生
横にいる子が一生の友になるかもしれない。お互いに助け合うのよ〜
みんな
はーい!
My
(ふー、怖がらないで。)
My
(やり直すの。あなた大丈夫。)
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第9話 📓8
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!