第5話

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2020/06/10 08:22
次の日・バスにて
ここで事件は起きた。
私は自分のカードをかざすと、
「ピピッ  残高が不足しています。」
と鳴った。
何回も何回もかざしても、同じ。
My
My
そんなっ!
運転者
あの、どいてあげて
My
My
あ、はい…
焦ってます。非常に焦ってます。
My
My
どうしよう〜
ハムウォンジン
ハムウォンジン
2人分お願いします。
そう言った彼はまるで王子様のような人でした。
My
My
あ、ありがとうございます。
ハムウォンジン
ハムウォンジン
俺とこいつの分で
彼が指を指した先は私とは違う人だった。
ソンヒョンジュン
ソンヒョンジュン
わぁー!ありがとう〜!
My
My
(はぁ〜?怒)
My
My
(期待した私がバカだったわ…怒)
My
My
(ていうか、あの人達私と同じ制服だ!)
運転者
で、どうするの?
My
My
え、あの…ちょっと待ってください…。
My
My
(一か八か!)
私はあの人のところへ向かう。
そう!あの人に払ってもらえるか聞くの!
あの人、友達に奢ってあげてるから多分優しいはず!
My
My
す、すみません…
My
My
あ、あの今度必ず返しますから…今日だけ貸してくれませんか?
ハムウォンジン
ハムウォンジン
( ̄▽ ̄)ニヤリッ
運転者
まだ、出発できないです!すみません〜!
みんな
え〜?
みんな
早くしろよ…
ハムウォンジン
ハムウォンジン
嫌だ😊
My
My
え?
あ…終わった…。いや、まだ希望がある!
他の人に聞いてみよ!
トコトコトコ
ソンヒョンジュン
ソンヒョンジュン
ねぇ、ウォンジン可哀想だよ…
ハムウォンジン
ハムウォンジン
ふふっ
My
My
あ、あの必ず返しますから今日だけ貸してくれませんか?
え、えっと…
ハムウォンジン
ハムウォンジン
学生1人分お願いします。
ピッ
My
My
はい…?
ハムウォンジン
ハムウォンジン
( ・ ∀<)
My
My
あ、ありがとうございます…(イラッ)
My
My
(最初からそうしてくれればよかったのに…)
My
My
(おかげで朝から大恥をかいたわ…!)
と、最初は最悪な始まり方でした。

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