第10話

8話
5,328
2021/08/02 01:56
コナン
あれ?そういえば蘭姉ちゃんは?
あなた
蘭ならコナン君が戻ってこないから探しに行ったよ?
小五郎
もしかしたら怪盗1412号とモリアーティ教授に捕まってるかもしれねーって…
中森警部
1412号とモリアーティ教授じゃない…
中森警部
奴らの名前は怪盗キッドと犯罪卿だ‼︎ややこしいから間違えんで下さい!
特に犯罪卿は!
小五郎
は、はぁ…
小五郎は中森警部に注意をされ顔を顰める。

そして朋子に中森警部の事を聞いた。

中森警部が 

ブラックスターを守るナイトの1人と聞き

小五郎は500人以上の中から本物を見つけ

尚且つそれを守るのは本物を教えてくれないと

流石に無理だと言った。
朋子「では一つとっておきのヒントを…60年前、祖父を魅了した…あの、ピーコックグリーンの光沢を持つ黒真珠に最も相応しい方にお預けしています…」
コナン
(相応しい…?)
朋子「偶然にもそれに値する人物は、500人中たった一人だけ…」
あなた
(黒真珠…宝石…月…女性……500人中たった一人……‼︎)
あなた
(やっぱり黒真珠を持ってるのは彼女だったんだ…)
あなたはニヤリと心の中で笑っていると

話はだいぶ進んでいたらしい。

色んな人が集まっていた。
小五郎
それにしても蘭のやつ遅ーなー…
園子
きっととっかで迷ってんですよ…
ほら、蘭って方向音痴だから
どーせ方向音痴ですよ!
あなた
(あ、快斗だ…って事はもうそろそろかなぁ)
戻ってきた蘭を

一瞬にして快斗だと見破ったあなたは

自分の仕事をする為に動き出す。
あなた
私ちょっとお手洗い行って来るね
うん、行ってらっしゃい!
キッド
(準備よろしく〜)
あなたはニコリと笑うと会場を後にした。

そして女子トイレに入ると

どこに入れていたのかパソコンを取り出す。
あなた
さぁーて…
あなた
ここは犯罪卿らしく……
あなた
『さぁ、ショーを始めようか』
あなたは素早くタイピングをして

enter keyを押した。

その瞬間

あなたが床に落してきた黒真珠が

パンッと爆発した。

そして予めばら撒いておいた小さな爆弾が

彼方此方で音と煙をだす。
『じょ、冗談じゃありませんわ‼︎』

『こんな真珠つけてられんぞ‼︎』
あなた
(おーおー、捨ててる捨ててる)
あなたは快斗につけた盗聴器を

イヤホンマイクを通して会場の様子を聞いていた。

そして

パンッと爆発する真珠と一緒に

小さな爆弾も次々と爆発させ乗客を混乱させる。
コナン
『蘭姉ちゃん、僕らも捕まえに行こう‼︎』
『え?』
コナン
『分かったんだよ‼︎怪盗キッドと犯罪卿の正体が‼︎』
『え〜〜‼︎』
そんなコナンと蘭の会話に

あなたは苦笑した。
あなた
(まずいなぁ…まぁ何とかなるでしょ)
あなたは立ち上がると

コナンとキッドが向かった機関室に行った。

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