好きな人と喋ると辛かった思いが吹き飛んでいく。何気ない話でも、
僕は学校で席替えの時に好きな人とジャンケンした。負けちゃった!
それが悔しかったから好きな人にじゃんけんしよ!!って言ったら笑顔で手出してくれた。
また負けちゃった。でも負けて悔しかったけど嬉しかった。
好きな人、M君は誰にでも優しくて人気者。こんな僕が好きでいて良いのかな〜。って時々思う。ほかの女の子と喋ってるのを見るとちょっと嫉妬しちゃう。
でも話しかけた度に笑顔で話してくれるM君が好きです。
告白なんて出来ない。
この距離感が1番良いです。
でも好きでいさせて下さい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。