花岡side
6人はお酒を開け、私が作った簡単なおつまみを喜んで食べてくれた。
あ、私はもちろん飲んでないよ？
北斗は私に気を遣って飲まないって言ってたんだけど、私が飲んでいいよ、むしろ飲んで、って言ったら遠慮がちにお酒を開けた。
いつも2人だったこの家に愉快な笑い声が響いているのはとても新鮮だった。
北斗が本当に持ってこようとしているけど本当にそんなに上手くなくて、何がなんでも止めようと北斗を追いかけた。
ダメだ、こいつ酔ってる。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。