第135話

ピアス
1,009
2022/05/19 12:01





末澤 side














〜遡ること1年前〜




田中 「…………あなたにはまだ早くない?」




渡辺 「まだだわ」




深澤 「でも楽なんでしょ?」




森田 「あなたがチャラいの想像できない」




安井 「ピアスだからチャラいとかないから笑笑」




京本 「絶対痛いじゃん、、、、」




松村 「何がどうなってあげることになったのか、その経緯を知りたいよね」




永瀬 「俺ですらまだ開けてへんけど」




長妻 「見てるだけで痛いんだけど!!!!!」




正門 「素人がするんはちょっとやめません、?」




リチャ 「まあきぃやし大丈夫やろ」




西村 「あなたちゃんの一部が減る、、、」←




あなた 「いやそんな離れた所で討論してても!!!笑 ピアス開けるって!!!笑」




中村嶺 「ん、ここでいい?バランスは大丈夫だと思うんだけど、」




あなた 「天才!!ありがとう!!」




中村嶺 「じゃあ心の準備してください笑」




「「ちょっとまったぁぁぁぁああああああああ」」




あなた 「ピアスってだけで騒がしいな」




阿部 「もうしちゃいなよ」




田中 「そらそーだろ!?」




安井 「ちょ、とりあえず保冷剤で冷やして」




あなた 「あ、忘れてた」




神宮寺 「不安すぎる笑」




森田 「え、開けるの決定なの!?」




あなた 「開けるって言ってるやん!!笑」




『同時にするん?』




あなた 「その方が痛くなさそうちゃう?」




『変わらんねん笑』




平野 「ほんとに大丈夫??」




ジェシー 「気持ち悪くなることもあるらしいからすぐ言ってね」




長妻 「え、薬買ってきた方がいい!?」




嶋崎 「あれ耳に刺さるん怖すぎません?」




佐々木 「ねぇ失敗したらどうなるの」




矢花 「失敗とか考えないでよ笑」




福本 「あーでもピアス似合いそう」




小島 「揺れるやつつけて欲しい」




『ガチなやつやめて』




田中 「まってまってまって俺が緊張してきた」




菊池 「お前ら全員過保護か」




あなた 「ねぇもういいから開ける!!!誰か開けて!!」




菊池 「他力本願かよ」




田中 「それはパス。………あ、まってでも俺が開けたって自慢できる。いやでもまって、」




あなた 「何言ってんの笑」




安井 「今回は俺も無理笑」




森田 「失敗を考えると恐ろしすぎる」




阿部 「開けたいけど開けたことないから怖いな」




安井 「そうなのよ」




リチャ 「末開けたらええやん」




『俺!?!?』




あなた 「んじゃよろしく☆☆ 他誰か!!」




「「………………………」」




中村嶺 「じゃあ俺もう片方するね〜」




あなた 「嶺亜はなんか心強い」




『それ俺の時も言えって』




あなた 「ココロヅヨイヨ」




『しばくで!?!?』




中村嶺 「カウントダウンする?」




あなた 「じゃあよろしくお願いします!!」




『がちで人の開けるん緊張するんやけど』




中村嶺 「ちょっと手震える笑」




あなた 「みんなのせいでこっちも緊張してきたやん!笑」




安井 「大丈夫大丈夫笑」




あなた 「はあちょっと!!誰か!!手!!!!!」




田中 「あ、手繋ぐ?いいよいいよ」




阿部 「いやまじで痛いっすよ笑」




田中 「え、俺が?」




中村嶺 「じゃあいくよ〜?」




「「3〜!!2〜!!1〜!!」」




あなた 「…………った、いやそんなことないかも」




安井 「え、なにどっち」




田中 「まって俺の方がダメージでかいあなた力強すぎ!!!!!!!」




長妻 「なんかいる!?え!?なに!?絆創膏!?」




森田 「んなわけねーだろ笑」




平野 「大丈夫?痛くない?」




あなた 「痛いけど!!!!!!!嬉しいが勝つ!!!!!!!!!てか大丈夫そう?」




中村嶺 「ちゃんと綺麗に開いたよ〜」




『うん、こっちもいけてるいけてる』




あなた 「よし!やった!!!開いた!!!!!ありがとう!!!!!!」




中村 「つけれるの楽しみだね」




今野 「フープとかも似合いそう」




あなた 「え、買おっかな」




深澤 「お、かあいいじゃん」




渡辺 「これ以上増やすなよ」




あなた 「えーーー」




菊池 「てかちゃんと手入れしないと膿むからな」




田中 「なんかあったら言ってこいよ??」




安井 「あれだったら病院行くんだよ??」




『おかんありがと〜う』




森田 「ほんとに過保護ばっかり」




「「お前がゆーな」」




森田 「!?!?!?!?!!?」










































こんな感じで大人数に囲われながら開けたあなた。




今思えば、この時にはもう事務所を辞めることを決めてたんやろうな。




そう考えたら急なこの出来事にも納得出来る。




迷信やけどピアスを開ける時って運命を変えたい時って言ったりするやん、?




……………このままなんも変わらんかったらいいのに。




なんて日々なにかが変わっていく実感があるから思うんやってわかってる。




それでも今、近くにいる、この日々を守りたい。




そう、俺があげたピアスをつけてるあなたを見て思った。




















「見てーー??めちゃくちゃかわいくない!?!?」




「せーや!!!これお揃いでつけよーよ!!!!」














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