京矢side
海斗に話してみた。
反応はなかった
昔から楓は大切だった。
だから諦めきれない
ただいまー
おかえり。遅かったね。
うん。ディナーまで頂いちゃったから
そっか
お母さんお父さん!
海斗と二人で別荘に住もうって言われたんだけどいい?
えっ…
あぁ。その話ならこの前少し海斗くんの両親から聞いたわ。
いいぞ。海斗くんと住みなさい。
やったー!!!ありがとう!
京矢もじきに家が手配できるらしい。
よかったな。
あ。はい…。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。