その声とともにバンタンのメンバーが集まる
そう言うジョングクの目は私を軽蔑するような目だった。
よく見るとほかのメンバーも同じ目つきをしている
そう言う彼は、いつもの不思議ちゃんの雰囲気はなく、まるで別人だった
思わず大きな声が出てしまった。
言いたくなかった。
過去にされた事を言うと、この人たちにも嫌われる。
汚いと思われる
そう思われるのが嫌で、何も言えなかった。
そう言って目からは涙が勝手に溢れる。
止まらない。
また、過呼吸になる
喉がヒューヒューと言って、視界がぼやける。何も聞こえない
ただただ苦しい
嫌われる
嫌われる
メンバーは慌てて駆け寄ってきて、私の背中をさすろうとする
けど、私は
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!