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俺には好きな子がいる。でも、振り向いてくれない。
恋なんかしていないって、気づいていないフリしてた。
でも、いつもキミが近くにいると胸の鼓動が早くなって、気が気じゃなくなるんだ。
まさかなって思っても、言われなくても俺は恋していた。
優しいキミ。照れて赤くなっているキミ。全部愛おしい。
って俺が言っても、サラサラなボブを揺らしてこういうんだ。
ってさ。
俺が驚かしても…
しか言わないんだ。
ねぇ、俺に興味あるの??
キミは俺に振り向いてくれるかな??
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。