……ない。

私が楽しみにしていた

限定プリンが。

神山「どしたん？冷蔵庫の前で突っ立って」

『……神ちゃんやないよな』

神山「な､なにが？」

『プリン』

神山「プリン？あー､あの駅前でやっと買えたって言ってたやつ？」

『うん』

神山「食べへんよ。あなたが頑張って並んだ〜言うとったし」

『だよねぇ…。やっぱり照史かシゲかなぁ…』

神山「うーん…のんちゃんもありそうやけどな」

『そんな〜！楽しみにしとったのに！！』

神山「あ､シゲ〜」

シゲ「なに？」

神山「あなたのプリン知らん？限定プリンらしいけど」

シゲ「知らんよ？」

『本当？』

シゲ「俺プリンがあったことも知らんし」

神山「じゃあ…照史ー！」

照史「なんや？」

『うちのプリン知らん？無くなっとるんやけど…』

照史「知らんでー」

シゲ「え､親方食べたんちゃうの？笑」

照史「親方言うな！笑 大体､俺そのプリンあなたのって知っとったから食べへんよ」

『えぇー！じゃあ誰や？』

濱田「さっきから何の話しとるの？」

『あ､濱ちゃん！うちのプリン知らへん？』

濱田「プリン？プリンなら､さっき流星が食べとったの見たで」

『流星が！？』

流星「ん？呼んだ？((プリンを食べながら」

神山『あーあ…笑』

シゲ「流星やっちゃった〜笑笑」

流星「え？食べちゃダメやったん？」

『…うちが楽しみにしとったプリンなの！！』

流星「え！？そうやったん！？」

『もうー！！流星のバカ！』

流星「えぇ…あなたごめんな？」

『駅前で2時間並んでやっと買えたのに！！』

神山「2時間…笑」

シゲ「そりゃあ楽しみにするわけやな〜笑」

流星「許して〜(泣)」

？「「ただいま〜」」

濱田「お､淳太､望おかえり」

淳太「みんなにお土産買ってきたで〜」

望「じゃじゃーん！(限定プリン)」

『あ！限定プリン！！』

淳太「ギリギリ人数分買えたで笑」

神山「それあなたも買ったんやけどな笑」

望「え､そうなん？」

流星「俺が食べて無くなったけどな…。」

淳太「あ〜､そういうことね笑」

『うーん…いいや。流星許す！』

流星「ほんまに！？」

『今日だけやで。その代わり､流星の分のプリンももらうわ』

流星「え……わかった…。」

シゲ「しょうがないしょうがない笑」

神山「どんまい流星。笑」

それから､流星があなたを怒らすことはありませんでした笑