綾瀬side
『ふいっ!』
向井「ぐえっ、」
佐久間「なにそれ康二よっわぁ!笑」
向井「せやから誤差やって誤差!」
『あの佐久間だって投げれるボールだよ?』
佐久間「ん?」
どーも、夏を満喫してます綾瀬ですっ!
さっきから康二がひとりでずっこけたりすっ転んだり水浸しになったりしてるんだけど、別に私たちなんにもやってないんだよね。
綾瀬「てかみんななんでこっち来ないわけ?普通海来たら入るじゃん!」
佐久間「ほんとだよねぇ〜もったいな。」
綾瀬「みんなー!こっち来て遊ぼうよー!!」
来てからずーっとパラソルの下にいる照とだてさんと目黒。
ラウと翔太は砂浜でお城作ってるし、ざぁさんと阿部ちゃんは2人で砂浜に座ってお喋りしてる。
岩本「俺ら明日の撮影に体力温存してんの!お前らも早めにやめとかないともたないよ?歳なんだから。」
佐久間「なんか俺遠回しにディスられた感しかないんだけど?」
綾瀬「ほんっともったいないなぁ。」
向井「よっしゃ俺連れてきたろ。」
綾瀬「私も行ってやろ。」
深澤「んぁ?なんであいつらこっち来んの?」
阿部「え、ちょ、ま、」
向井「ほれっ、ふっかさんもお喋りばっかりやと鈍んで!一緒に遊ぼや!」
深澤「は?まって俺まだ着替えてな…」
綾瀬「ほら、べーさんも!」
阿部「いやいやいやちょっと!」
バシャーンって音はもう、なんの音か分かるよね。
無事ふたり送還完了。
深澤「ねぇ俺水着じゃないんだって!!」
向井「海来てんのにいつまでも服のまんまやからやでっ。」
阿部「びしょびしょ…」
佐久間「俺っち阿部ちゃんとも遊びたかったの、」
阿部「佐久間のぶりっこなに?笑」
綾瀬「次目黒ね!」
まぁそのあとも似たようなこと続けて、結局みんなびっしょびしょ。
岩本「まじでお前らなにしてんのって!笑」
綾瀬「だって遊びたかったんだもーん。」
ラウ「でもまっじで楽しかった!笑」
渡辺「まじラウールつよつよすぎた。」
深澤「若さを思い出しちゃったよね〜笑」
目黒「まさかこんな至近距離であなたちゃんの水着姿見れると思わなかった…」
綾瀬「このド変態。」
目黒「うわ、刺さる。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。