第3話

ぜったいだめ!!
3,081
2021/08/17 12:00



岩本side




綾瀬「おっはよーう!」

『ん、おは……って、は?』

綾瀬「あ、ラウもおはよ〜!」

ラウ「おはようございますっ、僕ちょっと遅れちゃった?」

綾瀬「んーん、私も今着いたとこだし。」



いつものように元気いっぱいの挨拶が楽屋に響く。
それはいいことなんだけど。



『ねぇ。なんでそんな肩開いてんの。』

綾瀬「んぇ?開いてる?」

渡辺「うわ、ガチじゃん。またやったかお前。」

綾瀬「いやこんくらい大丈夫でしょーよ。」

深澤「だぁめ。いつ誰がどこで見てんのか分かんないんだからね?」

綾瀬「いやいやあのさ、」



ソファーに座る阿部から「まーた始まった」って声が聞こえた気がしたけど、もうそんなのどうでもいい。



『肩開きすぎ!夏だからって素材薄すぎ!透けるでしょ!』

綾瀬「そんな簡単に透けませんって!」

『だーかーら!』



いつも通り。
もはや半分喧嘩状態なんだけど、それもこれも全部あなたのためを思ってってことなの、気付いてくれてるんだろうか。



向井「あ、ちなみにやねんけどさ、俺も今日メッシュ生地の着て来てん。どない?」

渡辺「お前のは割とどうでもいいわ。」

向井「えぇぇっ!」

綾瀬「え、ねえもっさん、康二は良くて私はだめなの?」

『ダメ、ゼッタイ。』

綾瀬「なぁんでよ…」















予想外の反響でした(ゆーてそこまで)
これ、ほんとにみなさんが求めているものを作れているのかと不安です。





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