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第1話

小学時代
私にとって、学校や児童館、公園など、いわゆる
「子供が好きな場所」
は、私にとって地獄でしかなかった。
絢菜
あれ?もうギブ?
夜空
ぎ、ぶ、です…。
絢菜
あっれー?私にそんな口聞いていいんだっけ?
「はい、もうギブアップです。」
でしょ?
夜空
…。
絢菜
おい!
夜空
はい、もうギブアップです…。
絢菜
はい、良くできました。
絢菜
じゃあ、今日はこれぐらいで帰してあげる。
夜空
(ほっ…。)
絢菜
でも!
夜空
(ビクゥッ!)
絢菜
明日休んだら許さないから。絢菜があんたの家知ってんの、覚えてるでしょ?
夜空
はい…。
早姫
絢菜!先生来た!
絢菜
えっ、ヤバ…、
絢菜
じゃあ、夜空ちゃん、またね♡
夜空
ま、またね…。
 絢菜は優しい微笑みを浮かべていたけど、
目が全然笑っていなかった。
先生
最近、夏街さんも望月さんも帰るの遅いわねぇ。
先生
でも、仲がいい人がいるのはいいことよ。
夜空
…。
先生
これからも、友達を大切に、ね。
夜空
はい…。
先生
じゃあ、先生は会議なの。もう帰ってね。
夜空
さようなら。
先生
はい、さようなら。
先生にもイジメは気づかれず、友達などもいなかった。
もうもはや、中学に入ることが希望だった。