前の話
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小さい頃から僕には友達がいなかった。
幼い頃からかけてる眼鏡、年中つけてるマスク。
ボッサボサの髪。
the☆陰キャ
そうそれが僕。
そして僕は今日も一人で息をして眠る。
たまにこんな僕を労わって可哀想って思う大人もいるらしい。
でも僕はそうとは思わない。
一人は好きだ。
友達なんて必要ない。
いても不幸になるだけだ。
そうやって不幸になってく人をいままで沢山見てきた。
だから大丈夫。僕にはこれさえあればいい。
幼い頃に今はいない両親からもらった愛情。
ずっと心の中に閉まってる生きる希望。
僕にとってそれはかけがえのないもので、
過去も未来も。。
絶対に変わらないはず、、
そうだった……「はずなのに」…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!