第2話

新居

1,630

2019/07/09 22:00

月島蛍

（…シェアハウスって、ここだよね。）

ここがシェアハウスなのか否か少し迷っていると、シェアハウスの玄関の扉が開き、中から誰かが出てきた。

赤葦京治

あれ、月島？？
久しぶり。
もう着いたのか、早かったね。

月島蛍

！、赤葦さん。
お久しぶりです。((ﾍﾟｺｯ

赤葦京治

中に案内するよ。
荷物はこれだけ？？

月島蛍

あ、はい。お願いします。
荷物はほとんど宅配に届けてもらうので、最低限だけ…。

そう言うと赤葦は月島の荷物を持ち、家の中に入っていく。

月島蛍

赤葦さん、荷物は自分で持ちますよ💦
先輩に僕の荷物持たせられないですし…

赤葦京治

いいの、いいの
月島は新幹線の長旅で疲れてるだろうから、この位なんてことないよ((ﾆｺ

月島蛍

そ、うですか。
あ、ありがとうございます//💦

赤葦京治

どういたしまして((ﾆｺ

リビングにつくと、そこには木兎と黒尾が荷解きをしていた。

黒尾鉄朗

だー、もう！
木兎！お前は食器に触んなよ！💢

木兎光太郎

俺だってお手伝いしたいの！！
皿落として、間一髪で黒尾が拾ってくれたのはありがとう！！！
でも、やることなくてヒマなの！！

黒尾鉄朗

はいはい、どーいたしまして！
じゃあ、暇な木兎くんはお風呂掃除でもしてきたらどーですか！！

木兎光太郎

ふん！言われなくてもそーするつもりだったし！！

赤葦京治

（…なんだこれ。さっき俺が抜けた数分でどうしてこうなる…💧）

月島蛍

（…声デカ……。）

木兎光太郎

プンプン！
んぇ、あれ？！！ツッキーじゃん！！！
おおー、久しぶりーっ！！！((ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

月島蛍

ちょっ、頭撫でないで下さい…//💦

黒尾鉄朗

おー！
ツッキー、久しぶりだなー((ﾆｺﾆｺ
迷わずこれた？？笑

月島蛍

…((ﾑｯ
いくら僕が田舎者だからって
馬鹿にしすぎです。

赤葦京治

はいはい、そこまでです。
今日はやることたくさんあるんで
とりあえず荷解きと、
掃除終わらせましょう。















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編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。