あなたside
目黒「俺、ふと気になったんですけど」
深澤「なになに〜」
目黒「舘さんと、翔太くんってゆり組って呼ばれてるじゃないですか?」
向井「そやな」
目黒「同じ幼なじみのあなたちゃんと阿部ちゃんはそんな名前あるのかな〜って」
岩本「確かに」
宮舘「同じクラスだったの?」
『うん!!』
渡辺「何組?」
阿部「えーっとね〜花の名前だったよね?」
『うん
可愛い名前だった』
阿部「母親に電話してみる?」
『うん
してみよ!!』
阿部「📞もしもし?」
阿部母「📞何?いきなり電話なんかして」
阿部「📞教えて欲しいことがあるんだけど」
阿部母「📞どうしたの?」
阿部「📞俺とあなたって幼稚園のころ同じクラスだったじゃん?」
阿部母「📞うん」
阿部「📞それで何組だったかな〜って思い出せなくて」
阿部母「📞あ〜それならすみれ組よ」
阿部「📞あっ、そうだ思い出した!!」
阿部母「📞良かったわ
じゃあ切るけどまた帰ってくるのよ
あなたちゃんと」
阿部「えっ?」
『なんかあったの?』
阿部「いやなんもないけど」
向井「それよりわかった?」
阿部「あ〜うんでも」
佐久間「何組何組〜?」
阿部「すみれ組だって」
『あ〜そうだ
すみれ組だ』
ラウ「確かにすみれって可愛い」
岩本「あざとい2人にはピッタリだな笑」
渡辺「確かに」
目黒「じゃあ今日から2人はすみれ組って呼ばないとですね」
深澤「そうだな」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。