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第19話

#19
佐久間side



およそ20分前のこと。



どうしても聞きたいことがあった俺は、翔太を訪ねた。



「お、佐久間じゃん。どうかした?」


「あっ、あのさ!」


「なにあなたのこと?」


「...そう」


「照とあなたの関係聞きに来た?笑」


「.........うん」



「さあ、俺知っらねー」


「いや知ってるだろ.....」


「んーじゃあさ、コンビニ行こ?アイス奢ってくれたら教えてあげる」


「わかった、絶対だぞ」




そんなことがあり高いアイスを買わされ、2人で公園のベンチに座ってアイスを食べている。



「なあ、そろそろ教えてくれよ」


「わかったよ」


「まず照っていう友達は俺の行ってるジムのトレーナーね」


「もしかして背が高くてガタイのいい男?」


「そうそう、なんで知ってるんだよ」


「前にあなたとそいつが手繋いであるいてんの見たんだよ....」


「まじか、あいつあんな顔して妹と手繋いで歩いてんのかよ」


「え、妹!?」


「そう、照はあなたのお兄ちゃん、あなた兄の話したことないのか?」


「....ある。でも親の離婚からずっと会ってないって。どこにいるかも知らないって言ってた」


「照がな、あなたが出ていくちょっと前くらいにあなたがいた施設にあなた宛の手紙を出したんだ。自分の連絡先を入れてね。」



「そんなことが......」


「それから連絡をとってたみたいで、あなたは今兄の家にいる。」



「そうだったのか、、、教えてくれてありがと!」



「こっちこそ、アイスサンキュ」



........彼氏じゃなかったのか




安心して胸をなでおろす。



帰ろうと立ちあがった瞬間、スマホがなった。




「私も会いたいです」




口元が勝手に緩む。



「おい佐久間、なにニヤニヤしてんだよ」




「べつに〜?」


翔太と並んで家に帰る。あったら何を話そうかな。



そんなことを考えながら歩く帰り道は、真っ赤に染まっていた。