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第25話

#25
佐久間side


「ごめん、あなた」


彼女と肩を並べて夕日を見ながら声を漏らす。


「ん?」


とっても柔らかくて、温かい笑顔を浮かべながら俺を見るあなた。


俺もあなたの方に向き直し、目を合わせて言う。



「沢山傷つけてゴメン。」


「...私も、勝手にいなくなってゴメン。」


潤む目をあなたに見られたくなくて、彼女を後ろから包み込む。



華奢な肩は震えていた。



「...遅い」



「うん、」



「ずっと待ってた」



「...ごめん、」



「会いたかった」



段々と震えてくるあなたの声。



「待たせてゴメン、でももう二度と離したくない」



潤んだ目でじっと見つめられる。



ゆっくりと動こうとする彼女の口をそっと塞ぐ。



久々のキスは、脳がとけしまいそうなほどに甘く、熱かった。