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第45話

#45
佐久間side



一瞬、時が止まったかと思った。



俺が勇気を振り絞って彼女に渡した紙.....婚姻届を見たあなたは黙って目を伏せた。







「結婚したい。...ダメかな?」




もう一度。まっすぐ前を見て想いを言葉にする。




すると、あなたは何やらごそごそをカバンを漁ったかと思うと、小さなペンケースからボールペンと印鑑を取り出した。





「!?」




黙って名前を書き、印鑑をおす。




全ての記入が終わったあと、あなたはようやく顔を上げた。




「お願いします!」




そう言って笑い、婚姻届を差し出すあなたの目は、涙で潤んでいた。




心の奥から湧き上がってくる喜び。



「.....あなた。愛してるよ。今も。これからも、ずっと」




「...照れるなぁ。いつもと違うこと言わないでよ笑」




二人で声を上げて笑う。





俺と彼女ならもう大丈夫。





どんなことがあったって、二人なら乗り越えていける。





確かな想いを胸に秘め、彼女の顔を見つめた。