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第24話

#24
あなたside



最初は探り探りだった私たちも、すっかり話し込んでいた。



店を出て、夕日が綺麗に見える高台に行く。




真っ赤に染められている街を、肩を並べて眺めていると、彼が口を開いた。





「…また、あなたと見たいって思ってた」



「…私も、隣にさっくんがいたらなって、何度も思った。」





「ごめん、あなた」



「ん?」




さっくんが私の方を向き直す。




「沢山傷つけてゴメン。」



「…私も、勝手に居なくなってゴメン。」




フワッと包み込まれるように、彼に後ろから抱きしめられる。




「…遅い」



「うん、」



「ずっと待ってた」



「…ごめん、」



「会いたかった」



「…待たせてゴメン、でももう2度と離したくない」



何か言う前に、口を塞がれる。




唇を通して、脳が溶けてしまいそうなほどの熱が伝わってきた。