私は肩からバッグを落とす。
🍀 え、あ、え?
目の前に、今誰がいる?
学校のTOP7のテヒョンくん、だよね?
🐯 やほ~
🍀 いや、やほ~じゃない!
👩🦰 あら、あなた知り合い?
🍀 同じ学校だから!ね?
私は制服を指差すと、おんまは驚いた顔をした。
そして、すぐ表情を明るくして
👩🦰 なら、尚更いいじゃない!
…ん?何が?
何がいいわけ?この状況。
TOP7が家にいるんだよ、しかも庶民的な普通の。
TOP7は学校に支援金出すほど大金持ちの集まりなんだけど。
で、凄くもてる。
だから今この状況はあってはいけない。
🍀 何がいいの…。
👩🦰 ん?そりゃ…
👩🦰 婚約者と同じ学校だなんて奇跡じゃない。
🍀 …え?
婚約者…?
私はテヒョンを見た。
テヒョンはニコニコしながら見ている。
…そんなこと、ある?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!