でも、その日から嫌がらせが続いた。
上履きは花壇にあったり、机に落書き、じゃーじがゴミ箱にあったり。
正直辛い。
ミンニョンにも、何もしなくて大丈夫だよって言った。
うん、私はこんなことで負けないしね!
でもある日
とうとう相手の女子がキレてしまった。
🍀 おはよ~
👧 おはよ!体調は大丈夫?
🍀 うん、元気👏
教室を入るとミンニョンが来てくれた。
本当、いい友達持った…。
その時
ドンッ
🍀 いった…
👱♀️ あ、ごめーん
ぶつかられた。
👱♀️ てか、あんたまだ来てるわけ?
👱♀️2 あんたの雑草魂、尊敬するわ。
鼻で笑われる。
雑草魂って、何。
🍀 だって、来なくなったらあんた達笑うでしょ?私はそれが悔しいから来るんだけど。
👱♀️ はぁ?悔しい?馬鹿なの?
🍀 あんた達よりは馬鹿じゃない。
そう言うと、みるみる女の表情がイライラしてきていた。
👱♀️2 あの、調子乗ってる?いちいち口答えばっか…ムカつくんだよ!
🍀 きゃっ
また押されて私は転ぶ。
👱♀️ むかつく、そんな奴には。
そう言って、はさみを出してきた。
🍀 な、何…
👱♀️2 ん?
"あんたのそのうざい髪、切るんだよ"
🍀 …!
それはやり過ぎじゃ…
🍀 や、やめて
👱♀️ 嫌だね、ほら、大人しく。
ヤダ、切られる。
私は目を瞑る。
その時、
🐯 おい
あの人の声がした。
目を開けると
TOP7が立っていた。
🐯 今すぐあなたから離れてよ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!