🐯 あなた?
🍀 …ん、あ、ごめん、ぼーっとしてたや。
なんだろう、いつのことだっけ。
思い出せない。
.
🍀 あのさ
🐯 ん?
私は今教室に向かってる
でも、後ろにはテヒョンがついてきていた。
🍀 何でついてくるの?
普通に疑問に思うよね。
🐯 いいじゃんいいじゃん
🍀 良くない良くない
視線がどれだけ集まってると思ってるのかな…
🐯 あ、俺A組なんだよね、あなたは?
え、A組?A組は真の大金持ちの溜まり場って言われてる。
🍀 C組、だからここ。
うん、来てたよね教室前に。
🐯 そうなんだ!じゃあ、あとで~
なんて言ってまた手を振ってきた。
…返してあげよ。
私は小さく手を振って、教室に入った瞬間だった。
バシャッ
🍀 え…
大量の水が私を覆った。
👱♀️ あっは、ごめんなさいね、手が滑って…ㅋㅋ
👱♀️2 あーあ、ビッショビショ~、制服変えてきなさいよ~
そう言って女が立ち去る時
👱♀️ あんたがテヒョンに近づくからよ。
そう言って、バケツを置いた。
なんで…。
こんなことっ…。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。