さとみ目線
これは、グループが解散する、少し前の事…
ある時、私に一通の手紙が届いた
その手紙が届いた時は、既に世界一になっていて、世界中の色んな人が私達の事を知っていた
私は、特に気にもせず、また挑戦状かと思いその手紙を開けると…
中には、普通の便箋に、赤いペンで殴り書きされて、こう書かれていた
石原さとみへ
お前達は調子に乗り過ぎた。
そんな人には、罰がくだらなければいけない
今日からが、始まり
もう、手を打とうとしても無駄
既に時遅いからね
じゃあ、君に不運あれ
その便箋に、名前は書かれてなく、よく見ると、封筒にも、名前が書かれておらず、消印も無かった。
という事は、もう家を知られていて、この家に直接手紙を届けに来ているという事だった
それから、とにかく4人に会いに行こうと思い、倉庫に行こうと準備していると…
ピンポーン
インターホンがなったのだ
私は、一人暮らしをしてるから、インターホンも自分で出なきゃいけない
そして、私がドアを開けると…
と、警察が来たのである
と、私は、4人に何も説明出来ずに、連れていかれたのである
その後私は、身に覚えのない事を色々聞かれ、身に覚えのない画像、おそらく防犯カメラの映像だと思うけど、それを見せられていた
そんな事で、4人にも知らせが周り、私は、一向に署から出れる様子は無かった
そんな事が1週間ほど続いたある日、私にこんな知らせが来た
それは…
と、私は、逮捕されたのである
私が署から出れたのは、それから1年後
その後、あの倉庫に行ったけれど当たり前だけど誰も居なかった
そして、私が肺炎になって入院していたら、まさかのレイが同じ病院に入院してきたのだ
そしたら、もう、アイツがグループを解散させたせいで、私は、逮捕されて、あんな目にあったんだと思うと、殺意が芽生えてきた
だから、こんな事を起こしたのだ
アイドルとシェアハウスしてるのには驚きだったけどね
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。