第476話

476話 知らなくていいこと
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2020/03/12 15:05


受験も無事受かり、

廉と付き合って、

後は新しい春を待つだけ…





































だが、その中私は、

その春が来ないことを、

密かに願っているのであった。









































環奈
環奈
あれ?あなた高校は?
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
もう自由登校だから行かないよ
環奈
環奈
あっ、そっか!もう自由登校か〜
環奈
環奈
なら、彼氏にでも会ってきたら?
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
あいにく私にそんな暇は無くてね
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
ちなみに、向こうも朝から夜まで、
仕事ですって
環奈
環奈
あらま、忙しいこと
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
近所のおばさん達みたいな喋り方じゃん‪w
環奈
環奈
あなたが最初じゃん‪w
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
‪悪かったね‪w‪w
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
てか、環奈に話さなきゃいけないことがあって
環奈
環奈
ん?
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
あのね、私この件が解決したら、この家出て、6人のシェアハウスに戻る
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
こっちの家来る時から、約束してたの
環奈
環奈
あぁ、そのことね
環奈
環奈
そのことなら、過去を見て分かってた‪w
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
えっ、私の!?
環奈
環奈
うん‪w出来るだけ昔の過去を見るために、美波と少し練習してたの
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
どこまで見た?
環奈
環奈
いや、ここ半年ぐらいだから、
そんな昔までは読んでないけど…
環奈
環奈
……何かあった?
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
いや、何でもない


環奈は私の過去を知らない。



それはあくまでも、私が話していない。



ただそれだけの話だが、

知らないのなら、

あんな過去、

教えたくないのも当然の事だ。






東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
それでさ、この家の事だけど…




環奈side



本当は、見てしまった。



あなたが中学入るまでの、

小学校時代までだけど…





酷かった。



あまりにも…





あんなの、まるで監禁じゃん…




親がやるような事じゃない。



少なくとも、まともではないし、

死んでもあなたが悲しまなかった訳だ…













東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
聞いてる?
環奈
環奈
えっ?あっ、ごめん
環奈
環奈
でも、私のことは気にしなくていいよ
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
そう。分かった
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
ねぇ、過去なんてどうでもいいよ
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
過去を振り返って、後悔したって、
結局何も変わらない
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
私、過去を振り返るのは好きじゃないの



あなたは、ハッキリとは言わなかったが、

あなたが好きじゃないと言う時は、

嫌いということだ。



その反対、嫌いじゃないと言えば、

好きということだ。






基本的には、好き嫌いをハッキリとは

言わないけど、

それぐらい、毎日一緒に居れば分かる。











環奈
環奈
ごめん…
東  〇〇〇 (ヤンキー)
東 〇〇〇 (ヤンキー)
大丈夫



あぁ、きっと少し怒っているんだろうな…




そう思った。





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