第216話

216話 そんな事は分かってる
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2019/07/17 13:56
次の日…
私は、起きてから久しぶりの学校に行った。
本当は、あの2人の事もあるし、もっと早く行きたかったんだけど、仕事がありすぎて行けなかった。
それに、今日もカメラがあるだろうから、恐らく無理だ。
でも、皆さん、覚えてますか?
半年前、死にそうになる直前に、女子から水をかけられた事。
そういえば、風邪引いてたな
だからもし、カメラ回ってる時にあんな事があったら、マジでシャレにならない
まぁ、もし起きた時はシャレにするけど‪w‪w
でもそれで私じゃない、メンバーに何かしたら、マジで許さない
それは学校に行くにあたって、私が自分の中で誓ったこと
まぁ、普通に誰かがメンバーを傷つけようとするなら許さないけど


































































そして、学校にて…
今日は、テレビも居るし、足の事もあるから、皆と一緒に車できたけど、教室の前まで来て、私は足を止めた
恭平
恭平
ん?どうした?
東 〇〇〇
東 〇〇〇
いや、何でもない
東 〇〇〇
東 〇〇〇
私久しぶりだから、先に宮永先生の所行ってくる
東 〇〇〇
東 〇〇〇
先入ってて?
恭平
恭平
俺も行こうか?
東 〇〇〇
東 〇〇〇
や、大丈夫
恭平
恭平
分かった。じゃあ、待ってるな?
東 〇〇〇
東 〇〇〇
うん


























本当は、先生の所に行くんじゃない。


屋上に行く。


























別に、殺されそうになったからって、怖くない。


そう思ってるのに…


体は、嘘をつかないらしい。


ずっと、ずっと、怖くないそう言い聞かせてるつもりなのに…


体は、教室に入ることをどんどん、拒否していく。


そして、どんどん教室から離れていく。


あぁ、スタッフさんもおいてきちゃった。


早く戻らないと…


これ以上皆に心配は、かけさせれないから。

























そしてまた屋上に入る扉の前で、踏みとどまった。











“ここに入ったら、もう教室には戻れない”











そんな気がした。






分かってる、別に私が来たって、誰も喜ばない事ぐらい。


でも、ここで負けたら、向こうの思うつぼだから。


そういうのは嫌い。


相手の思うつぼにハマりたくないから。


行こう。

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