私はお前らと違って、
運命を変えられるんだ
そんな簡単に負けやしない!
私の前に、跪け
はッ!?
ガクン
私の前に居た、美桜達4人は、
全員一気に膝の力が抜けたように、
跪いた。
それを、七瀬は上から見下して、
私の方に来た。
6人には手出さないで
どうでもいい
私は、七瀬に首を掴まれて、
壁に押さえつけられた。
ウッ…
あなた!
うるさい。少し黙れ
これ以上喋ったら殺す
ッ…………
私は、お前の双子の妹だ
!?
生まれてすぐに養子として引き取られたから、お前は覚えてないんだろうな
私は、物心ついた頃から、
お前を調べまくったよ
そして、ずっと憎んでいた
お前が、大嫌いでしょうがない
ねぇ、てことはさ、私は同じ双子なのに、金持ちの家に居たから、恨んでるの?
…………
まぁ、七瀬がどんな生活してたのか分からないから、なんとも言えないけど、良かった…
はぁ?
養子として引き取られたって事は、少なくとも自分の子供を捨てるようなあんな親じゃないところに、引き取ってもらったんでしょ?
良かった…
私みたいな人が2人も出なくて
な、何言ってるの…?
私ね、それこそ桜アレルギーとかの件で、親に監禁されたりして、まともにご飯も食べれなかった
私、それから暗所恐怖症になったり、結構色々トラウマになったりしてるから、もし七瀬が引き取られてなかったら、七瀬も監禁されてたかもしれないじゃん
でもあの手紙には、毎日家族全員で、
美味しくご飯を食べて、仲良く暮らしています。って…
クスッ
私はその家族に含まれなかったみたい
そんな…じゃあ私の勘違い…
ねぇ、てことは血が繋がってるんだよね?私達
そう…だけど…
そりゃあ、私と七瀬が似てるって
言われる訳だ
いつしかの日に、
「あなたと七瀬はどこか似ている」
って言われた気がする。
ただ…
ビクッ
私もそこまで器広くないの
ごめんね…?
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。