中学3年生になったあるとき、私のグループの1人が、問題を起こした。
窃盗をしたらしい。
そしたら、私たちのグループは、全員がやったんだと疑われて、ヤンキーの中でも、
「世界一のグループが窃盗をした」という、噂が流れ、解散を余儀なくされた。
そして私は、窃盗をしたやつ以外の3人に、
「解散しよう」
と言った。
3人もこの自体のことを分かっているから、
「仕方ない。」というふうになり、私達は解散した。
そして、そこのリーダーだった私が、世界一のヤンキーとなった。
もちろん、その話しは、親にも言われ、残りの中学期間は通信講座にし、高校からは、
私とバレないようにしろ。という事になった。
私は、外に出なくなったから髪も黒髪に戻した。
黒髪に戻っても、心はヤンキーのままで、たまに、ケンカもしに行った。
名前は、レイのまま、髪は金髪のカツラを被って。
そして、私は、ついに中学3年間を終わらせた。
そして、高校に入学した。
昔は、金髪ロングだったから今はその面影もないだろう。
今は、バレたらどうなるか分からないから、このまま、真面目ちゃんで行こうと思っている。
もちろん、ケンカ売られたら買うけどね
でも、そんな時に私はあの6人に出会ってしまったのだ。
あ〜なんでこうなるんだろ…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!