第390話

390話 終電と酔っ払い
3,003
2019/12/08 15:52
その後、何時間かして、

やっと収録が終わった。








全員、健康診断のせいか、

それとも長い時間、

ずっとカメラを回してるせいか、

ミスが多くて、

取り直しが多かった。




















東 〇〇〇
東 〇〇〇
今日はありがとうございました
東 〇〇〇
東 〇〇〇
また1週間後によろしくお願いします








1人づつ、ちょっとした挨拶をして、

ほとんどの人が帰っていった。








私は、いつも通り、

セットの片付けを手伝って、

1人でスタジオを出た。





























東 〇〇〇
東 〇〇〇
あっ、もう10時過ぎか…
東 〇〇〇
東 〇〇〇
良かった〜…終電までに間に合って









このスタジオから、

駅までは少し離れているけど、

終電までには、ギリギリ間に合うだろう。



































































東 〇〇〇
東 〇〇〇
結局、終電か‪w




乗れるのは、終電だけだったけど、

それでも乗れるだけ、

よっぽどいい。

























と、電車が来る数分前、

あなたは、

ふと海人の言った事を思い出した。

















「今、電車での痴漢、増えてるらしいから、辞めた方がいいよ?」

















東 〇〇〇
東 〇〇〇
痴漢か…ボソッ





アナウンス
まもなく、1番ホームに、○○行き電車が参ります。
黄色い線まで下がってお待ちください。
















少し嫌な予感はしたが、

電車に乗る、乗らないを

考えている暇はなく、

すぐに電車はやってきた。





































終電に乗ると、

以外にも混んでいて、

それも酔っ払いのおじさんがほとんどで、

あまり良い気はしなかった。













私は、電車の中で、立っているが、

シェアハウスの最寄り駅まで、

そんなに離れている訳じゃないけど、

凄く長く感じた。









それも、さっきから後ろのおじさんが、

ずっと、妙な動きをしている。













東 〇〇〇
東 〇〇〇
(早く、早く!最寄り駅まで着いて!)






後ろのおじさんは、

今にも、私に手を伸ばして来ている…






どうする?ここで手を出して大丈夫なの?







東 〇〇〇
東 〇〇〇
ッ………
作者のアカリ
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作者のアカリ
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