健康診断の事で、
6人に怒られてから、
早1週間。
もう真夏だ。
そろそろ、学校の事も考えないと、
このまま卒業だ。
既に、芸能界にいる分、
就職は考えなくていいけど、
進学は、考えなきゃいけない。
そもそも、高校の卒業という資格が
無い以上、進学も出来ない。
ひとまず、ここは親の名前借りて、
転校生として入るか…
こうして、
気温が30度を超える、
真夏日。
私は、1年越しに、
この学校に、戻ってきた。
パチパチパチ
1年越しだが、
この2人とは、また一緒のクラス。
普通に良かったな、と思う。
先生には、話しをつけ、
私が芸能人である事、
早退もよくある事を、認めてもらった。
廉と紫耀も居るため、
話がつくのは、案外早かった。
それから、6時間目
こうして、学校に戻ってきて1日目。
早速、ちょっとした問題が発生しました。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。