私に見せたのはある紙だった
そこには依頼書と書かれた紙があった
依頼書
1,この紙のことは依頼主と運営者側以外知られてはいけない
知られた場合即罰を与える
2,この紙をもらってから一週間以内に100万円を振り込む
3,依頼主には命令が与えららない
対象者
氏名 星田のえる
依頼主
氏名 山崎せいら 印
しばらく沈黙が続いた
依頼書の後ろに小さい字で+100万円でゲームに参加せずに済むと書いてあった
そういうとのえるの目から涙が出てきた
私は何も言えずのえるを抱きしめた
私は黙ったままだった
のえるの気持ちはわかる。裏切られた時の気持ちは私が一番理解してると思う。けれど言葉では表せなかった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。