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第4話

死にたい想い Ⅱ

片手でフェンスを、もう片手で浅葱の手を掴む。

澪
やっ………やめなよっ……!




渾身の力を込めて。






引き上げられたのは彼が自分から屋上に戻ったからだろう。
縁に手をかけて、私の手を強く掴み、浅葱は戻ってきた。











浅葱は膝を床につき、息切れをしている私の隣に立ち上がった。
とても冷たい目をしていた。














氷のような…。



奏多
奏多
何で止めんの?
澪
っ、だって………生きてたくないの?




そう言った。







渾身の勇気を込めて、言った。





だって、私は少しだけど、生きていたいって気持ちがあるもの。

浅葱だって、もしかすると……。















一瞬目を見開いてから浅葱は大声で笑った。



奏多
奏多
生きてたい⁉︎そんなこと、思うわけないだろ⁉︎
そして、急に感情を剥き出しにし、充血した目で私を睨み、裏返った声で叫んだ。




奏多
奏多
毎日毎日殴られて
奏多
奏多
暴言を吐かれてっ…
奏多
奏多
もうこんな世界にいたくない
呟き、頭を抱える浅葱。










胸が締め付けられた。








ああ、自分にそっくりだ。





そう思った。








「不幸」な自分に酔っている。






それが、自身の存在意義だと勘違いしている…







怖いほど自分は冷静だった。







そんなんじゃないのに。

存在意義は他のところにあるはずなのに。


















澪
自分に酔って楽しい?






気づけば、私の口からはそんな言葉が飛び出していた……。




言ってしまったから腹を括ろう。


私はクッと顔を上げ、目の前の浅葱を睨みつけた。













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