あたしと、紫耀くんの仲についての噂が広まってしまっていた
だけど、当たり前のように朝が来る
あたしは今、バイト先にいる
疑われないようにきをつけながら……
そう彼は言ってくれるが……
気にしないわけないでしょ??
だってあたし、ひとつきになったらとことん気にしちゃうんだから
良くあたしこんなので、令嬢やれてたもんね。
自分でも、納得しちゃう
そう言ってる時
スタッフから声が聞こえた
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まぁ、楽しそうな会話
いつもの様に、あたしに叶わないものは無い!とカッコよくしたいのに……
今のあたしにそんなこと言える義理はない
すると……。
声をかけられた
そう話しかけてくれたのは紫耀くんの友達だった
昔、入ったばかりの時紹介してくれた人
あたしは、彼の言葉に救われた。
だから時間が過ぎるのを待つことにした
紫耀くんに迷惑なんてかけないためにも……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。