あたしの父は、この国の副総理
そして、その父を持つあたしはお嬢様
男?
そんなの見飽きた
告白なんてこの手の数じゃ数えきれない
そう、あたしはモテモテ
男なんてみんな一緒
飽きる者よ
そんなあたしには、たったひとつ密かにやっている楽しみがある
それは、あたしのお父様も知らないわ
誰もが知るあたしは、外へ出るのも大変
変装なしじゃ話にならない
だけど、変装をして外へ行くことがあたし楽しみなの
それは、誰も知らない
お父様でもね!
この日は、密かにデパートへ行っていた
誰にも見つからないように……
ゆっくり身長に……
していたのに……
誰かとぶつかった
ドンッ!!!
誰だろう?
きれいな方
だけど男なんてみんな一緒よ
これ以上、出歩いたら危ない
そう思いあたしは帰っていった
翌日
ふとテレビをつけると……
昨日の人が写っていた……
なんと彼はアイドルだった。
いつあたしのことがバレてしまうのか
分かったもんじゃない!
口止めしなきゃ……
でもまずは、会わないと……!
でも方法がないっ
家に帰って仲のいい友人に、相談してみた
ぶるるる……
あたしの友人、花
花とは親の知り合いで通じた
今では、もはや大親友
その後即、お父様に頼んでみた
どうしても!とお願いを……
いいよって言って下ったわ
今どこにいるのかしら……?
その後紫耀は……
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という形になっていた
あたしは、お父様にたのんで絶対マネージャーなってやるわ
もう決めたもの
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。