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紫耀くんの友達の、声掛けによってあたしはどこか少し救われた。
優しい人にはやっぱり、優しい人が集まるのかな?
あたしも、貴方みたいになりたいな。
そう思っていた時だった
ドタンっ!バコンゴンッ
変な物音がした
それは、あたしの頭の上にものが落ちて来た音だった
そこにたまたま居合わせた紫耀くん、流星くん
達が心配の声を上げたその時
遠く離れた隅から、大きな声わざとのように叫ぶ人間の姿があった
この子があたしに向ける目線が暑く、鋭かった
この子はきっと、紫耀くんのファンなのだろう?
ただのファンが何故ここに?
あァ、金持ちの嬢ちゃんか
何年か前まであたしも、そーだった。
そこに、慌てて出てきた先輩が一声をかける
ごもっているとき
誰気でも聞こえる大きな声で紫耀くんが声を張った
その視線の先には、お嬢様がいた
父親のおかげで有名人と知り合えてる親のスネかじり。
あたしも人の事いえないけれど、今なら言える
そのこは、怒りをこみ上げながらスタスタとその場をさった
二人の会話から始まった新たな挑戦
この一瞬の閃が、幸運を呼ぶのだろうか……?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。