第3話

Two
538
2021/03/18 03:58
あなた
おりゃっ!
は?
ユア
えっ
説明しよう。

今あなたはバッキバキにおった棺桶の欠片を謎のカラスマスク男に投げつけたのだ。
しかし何故か避けられた。



否、板の方が避けた。
ちょっと!!危ないじゃないですか!!!
あなた
チッ…避けたか…

いきなり現れた全身まっくろくろすけのおまけに顔まで隠したカラスマスク不審者男には言われたくないけど?
ユア
カラスマスク男…フフッ…
後ろの人達にも笑われていた。


すごい何故か清々しい。
貴方…失礼ですねぇ…


それよりも、貴女方どこから来たのですか?
式典服を着て…何をしに?
あなた
こちらの台詞ですが?

ちょっとここどこか説明してくれません?
学園長
え?ま、まぁ…

ん'' んっ!ここはナイトレイブンカレッジ。ツイステッドワンダーランドきっての名門校です!

そして私はここの学園長であるディア・クロウリー。
まさかのこの人が学園長だとは…


思わないよなぁ…


見た目不審者だし(失礼)
あなた
自分達についてはあまり分かっていませんが。


言えることとしたら急にここに来させられたということくらいですね。
ユア
わ、私もです…
学園長
???

もしや貴方………失礼ですが女性ですか?
!?!?
ユア
えっとぉ………………女デス…
あなた
見て分かんないの?
この子どっからどう見ても女の子じゃん。
しかも美少女だよ?美少女。
こんなかわいい…いや綺麗と言うべきか…こんな綺麗な女子見て男だ!って思う人が何人いることか…めんたま付いてんの?
学園長
すごい言われた気がしますが…
ユア
ヒェェ…やめてよ…
そんなに言われてもなにもでないよ…?
ユア
それよりも…
悠亜は急に自分の顔を見た。
ユア
………うん
ユア
やっぱりだ。
あなた
………?
学園長
あの……いいですか?
あなた
あ、ごめんなさい。
学園長
分かればいいんですよ!分かれば。
学園長
ここに来たと言うことは何か貴女方にあってだと私の勘が告げているのですよ!
…と言うことでそこの鏡の前に立って貰えませんか?
丁度ここには寮長が揃っていることですし…
…あの…学園長…
学園長
?どうしたんですか?
そこにいるの僕の妹です…多分。
あなた
えっ?
ユア
えっ
監督生(ユウ)
僕、宇原優って言うんだけど…
ユア
お兄ちゃん!?
(((((((お兄ちゃん!?)))))))
あなた
悠亜のお兄ちゃんか…

すごい似てるねぇ…
急なカミングアウトでビックリしたけれどよく見てみるとそうなるな。



優さんを一言で言えば悠亜の男版。
若干違うところはあるもののほぼ同じだ。
監督生(ユウ)
僕たち双子なんです。
ユア
だからすごい似ているんだ…
あなた
へぇ…そゆこと。
あなた
待って、すごい自分だけ蚊帳の外感半端ないんだけど。
学園長
つまり貴方方は魔法は使えないという解釈でいいですね?
あなた
圧倒的に無視された
いつの間にか自分も入れられていたけれど…
…まあ、そう言うことになるのかな?
ユア
あの!もしかしたら…違う世界ってこともあると思います!
あなた
ん?
監督生(ユウ)
あ、今ちょっと妹にちゃちゃっと僕の経緯を話したんですけど、もしかしたら僕たちの世界とあの子の世界は別っていう可能性もあるのではないかと。
あっ…そう言うことか…
学園長
つまり世界が違えば魔法の使用の可、不可も違うようになるのではないかということですね?
あなた
まあ、試してみるのもありかもしれないね。
あなた
んじゃ、一応悠亜も試してみたら?
ユア
えっ?
あなた
その考えから行くと君たち双子も別世界線と考えることが出来るだろう?
ユア
あ、確かに。
学園長
それでは二人とも一応見るということでよろしいですね?
あなた
はい
ユア
はい
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