第33話

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934
2018/08/15 12:05


走り続けて疲れた私はその場にしゃがみ込む







ジミン君のバカ





女の子と遊ぶ予定なら私に連絡すればよかったじゃん





なにが





“ 待って!! ”



追いかけて来ないなら呼び止めないでよ




やっぱりジミン君ってそーゆー人だったの?




もしかしたらあそこは女の子と遊ぶための場所だったのかな






私とジミン君だけの2人だけの








秘密の場所だと思ってたのに







簡単に信じた私がバカだったんだ











好きだったのに



涙を流さないように我慢する私






涙が目に溜まって視界がぼやける








“ あなた…? ”




私を呼ぶ声がして振り返った








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