さむい、寒いよ。
体がどんどん冷えていく。
誰か………………………………………
助けて…
数時間前
あいつに連れられて見たものは衝撃なものだった。
死にかけのしのは。
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
こんな現実あるわけ無い。そうだ。夢だこれは。
もし夢じゃないなら、これが現実ならば…
み~んなみ~んな、
だしぬけに部竿が後ろに回る。
そして…。
睡蓮を刺す。さて、ここでおさらいしよう。
睡蓮はあなたの人格。
つまり…睡蓮が刺されたということは…?
あなたも刺された。
しのははもう死んじゃったよ…。助けて、助けて!
意識が途絶えかけた時足音が聞こえた…気がした。
てるとくんの蹴りが入る。
綺麗な蹴りが腹をえぐる。
目の前で凄い戦いが起こる中、なーくん達は、あなたと、しのはを探しに行く。
部竿の家を開けた青くんは信じられない物を見た。
青くんの視線の先を見たみんなは固まる。
まさに惨殺させたと呼ぶに相応しい2つの死体。
2つの死体は紛れもなく、あなたとしのはだった。
ふたりは手を取り合って死んでいた。
二人だけの世界へ、旅立ったような死に様。
けれど、その顔は決して穏やかではなかった。
皆の悲痛の声が響く。
近所迷惑と言う言葉は知らないとでも言う様に。
起きたら衝撃の事実を伝えられました。
悪夢を見ているかのよう。皆の顔はいつもの顔ではなく…。人生に疲れたもののような顔をしていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。